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確実な降圧効果を有するアダラートが降圧薬としての地位を確立されつつあった頃、村上暎二先生らは、本剤が本態性高血圧症だけでなく、重症および悪性、さらには二次性高血圧のコントロールに有用であることを報告した。アダラートは治療前の血圧が高いほど降圧効果が大きいことが証明され、また著明な血圧上昇を伴う高血圧緊急症に使用された場合、迅速かつ十分な降圧効果を示す成績が発表された。

なお現在では禁忌であるが、狭心痛の寛解を目的として速効性を期待する場合にはカプセルを舌下投与することが試みられ、投与禁忌となる高血圧症はほとんどないと考えられていた。

ニフェジピン投与前血圧値と投与後降圧度の関係

高血圧緊急症および重症高血圧症患者16例を対象に、降圧効果の程度と投薬前の血圧値との関係を検討したところ、収縮期血圧、拡張期血圧および平均血圧のいずれにおいても、両群間に有意な相関関係が認められた。


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