疾患編 (テキスト解説)

19. 高血圧の治療(薬物療法)

高血圧の治療(薬物療法)

降圧薬治療における第一選択薬には、Ca拮抗薬ARBACE阻害薬利尿薬のいずれかを用います。これらの薬剤は単剤あるいは併用で十分な降圧効果と忍容性、豊富な心血管病発症抑制のエビデンスを有しています。

また、これらの第一選択薬にβ遮断薬を加えた5種類は主要降圧薬と位置付けられ、積極的な適応や禁忌、慎重使用となる病態や合併症の有無に応じて使用されます。

降圧目標値を達成するために、異なる種類の降圧薬の併用が多く行われます。併用療法による厳格な血圧管理は、心血管イベントのさらなる抑制に寄与するとメタ解析により報告されています。現在、第一選択薬の間で併用が推奨される組合せは①ACE阻害薬あるいはARB+Ca拮抗薬、②ACE阻害薬あるいはARB+利尿薬、③Ca拮抗薬+利尿薬となります。

第一選択薬の併用療法を行っても目標血圧に達しない場合は、β遮断薬、α遮断薬、アルドステロン拮抗薬、直接的レニン阻害薬、その他として非ジヒドロピリジン系Ca拮抗薬、中枢性交感神経抑制薬、ヒドララジンなどの追加が考慮されます。

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