疾患編 (テキスト解説)

14. 降圧目標

降圧目標

高血圧治療ガイドライン2014では、複数の大規模臨床試験の結果から、一般的な降圧目標は140/90mmHg未満とされています。ただし、心血管病のリスクが高い糖尿病、蛋白尿陽性のCKD患者では、130/80mmHg未満を降圧目標としています。臓器障害を伴うことの多い後期高齢者では、150/90mmHg未満を降圧目標として慎重に降圧治療を進め、最終的な降圧目標は140/90mmHg未満とします。
家庭血圧の降圧目標は、観察試験の結果より、一般高血圧では135/85mmHg未満、糖尿病合併高血圧では125/75mmHg未満と設定されています。他の病態ではエビデンスは無いものの、家庭血圧による高血圧診断時の血圧差を考慮して、家庭血圧の目標値は診察室血圧よりも5mmHgずつ低い値を目安としています。

<参照> 10.高血圧の診断(高血圧基準と分類)

<異なる測定法における高血圧基準(mmHg)>

降圧目標

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